授業科目名(和文)
[Course]
空間造形演習
授業科目名(英文)
[Course]
Space Design Exercise
学部(研究科)
[Faculty]
デザイン学部
学科(専攻)
[Department]
造形デザイン学科
担当教員(○:代表教員)
[Principle Instructor(○)
and Instructors]
○島田 清徳  自室番号(3201)、電子メール(textile**dgn.oka-pu.ac.jp)
※利用の際は,** を @に置き換えてください
単位数
[Point(Credit)]
2単位
対象学生
[Eligible students]
造形デザイン学科1年次生(平成24年度以前入学生)
授業概略と目標
[Course description and Objects]
現代におけるアートやデザインなど多様な表現手法を調査・分析しながら、空間演出作品を構築・提案する。
1:作品課題1および2「特定の空間に対するテキスタイル素材によるインスタレーション作品の提案」糸や布・紙・繊維などのテキスタイル素材を主体としたインスタレーション作品を提案する。単なる平面や立体ではなく、素材の特性・空間の特徴についての自らの分析や考察から、独創性の高い空間演出作品を構想する。作品課題1は模型タイプ、作品課題2は原寸の繊維造形作品とする。
2:レポート課題「作品と空間の関係、空間と環境や社会との関係についての考察を深める」指定された文化施設を各自で見学実施し、二つ以上の思考の対象を統一的な観点からとらえ、レポートする。


到達目標
[Learning Goal]
1. 素材・空間への洞察力を深めながら独創的な表現を研究する。
2. 独自の造形イメージを空間における表現へと展開させる。
3. 作品と空間や環境との関係性についての考察を深める。
履修上の注意
[Notes]
美術館やギャラリーに積極的に足を運び、造形作品を観察することは勿論のこと、建築空間や空間と作品との関係性に対する観察や分析・考察を行うこと。
授業計画とスケジュール
[Course schedule]
1.「特定空間への作品提案」課題説明(以下、1および2に共通)
2.    〃    作品の構想(スケッチ)
3.    〃    作品の構想(素材)
4.    〃    作品の構想(空間への展開)
5.    〃    空間模型の制作(図面からの採寸)
6.    〃    空間模型の制作(ボードへの下書き)
7.    〃    空間模型の制作(部品裁断)
8.    〃    空間模型の制作(仮組み)
9.    〃    空間模型の制作(接着)
10.    〃    作品制作(素材検討)
11.    〃    作品制作(サンプル制作)
12.    〃    作品制作(ミニチュア制作・前半)
13.    〃    作品制作(ミニチュア制作・後半)
14.    〃    作品制作(作品と空間の融合)
15.    〃    作品課題提出、講評
※課題作品1は模型タイプ、課題作品2は原寸の繊維造形作品とする。
成績評価方法と基準
[Grading policy (Evaluation)]
授業への参加度(20%)、作品課題1および2(70%)、レポート課題(10%)で総合的に評価する。
授業への参加度は、授業・講評での発言や議論への貢献度を、レポート課題は、テーマに対する分析や考察を論理的に記述できているか、また、作品課題1および2は、オリジナルの造形イメージを空間表現へと展開できているかを基準として評価する。
すべての課題を提出し、かつ出席率が2/3以上であること。
教科書
[Textbook]
教科書:使用しない。  
参考書:使用しない。
自主学習ガイド及び
キーワード
[Self learning]
自主的かつ積極的に授業内容に関連する事例を調査し、知識を深めること。
開講年度
[Year of the course]
27
備考 遅刻・欠席をしないこと。  
課題の提出は、期限を遵守すること。