授業科目名(和文)
[Course]
平面構成演習Ⅱ
授業科目名(英文)
[Course]
2-Dimensional Design Ⅱ
学部(研究科)
[Faculty]
デザイン学部
学科(専攻)
[Department]
造形デザイン学科
担当教員(○:代表教員)
[Principle Instructor(○)
and Instructors]
○齋藤 美絵子  自室番号(3609)、電子メール(cytoo**dgn.oka-pu.ac.jp)
樫尾 聡美  自室番号(7209)、電子メール(kashio**dgn.oka-pu.ac.jp)
※利用の際は,** を @に置き換えてください
単位数
[Point(Credit)]
1単位
対象学生
[Eligible students]
造形デザイン学科2年次生
授業概略と目標
[Course description and Objects]
写真感材(印画紙)に直接モチーフを置いて露光し表現を行う「フォトグラム」を通して、光と影を利用した平面構成力を養う。加えて、暗室技術の基礎を学び、写真を単なる対象の記録手段から明確な意図を伴う視覚伝達の手段、或いは自己表現の手段として捉え活用する為の基礎力習得を目指す。(齋藤)
テーマに沿って資料を収集し、資料を元にデザインしたイメージを布と染料を媒体として表現することを通して平面構成力を養う。紙に描くこと、布に描くことの違いを体感しながら染色独特の効果について学ぶ。(樫尾)
到達目標
[Learning Goal]
1. 黒白感材の特性を理解し、黒白印画紙を用いての暗室基本作業が出来る。(齋藤)
2. 収集した資料を美しく配置しプレゼンテーションを行うことが出来る。(樫尾)
3. 素材の特性を理解し、表現の要素として適切に扱うことが出来る。(樫尾)
4. 道具、材料、技法などを計画的かつ手際よく扱うことのできる技能を身につける。(齋藤・樫尾)
履修上の注意
[Notes]
授業時間外に指示される復習に十分注意すること。
授業計画とスケジュール
[Course schedule]
1. 導入(齋藤・樫尾)
2. 暗室ワークフローの説明(齋藤)
3. フォトグラムと課題の説明(齋藤)
4. 印画紙の試し焼きと現像作業(齋藤)
5. フォトグラム試作(齋藤)
6. フォトグラム作品制作①素材研究(齋藤)
7. フォトグラム作品制作②多重露光(齋藤)
8. 課題作品講評(齋藤)
9. 資料プレゼンテーション、素材体験①糊置き、デザイン案作成(樫尾)
10. 素材体験②地入れ・彩色、デザインチェック①(樫尾)
11. デザインチェック②、イラストボード作成(樫尾)
12. イラストボードチェック、本制作①下描き(樫尾)
13. 本制作②糊置き(樫尾)
14. 本制作③地入れ・彩色(樫尾)
15. 本制作④反応・水洗、課題提出(樫尾)
成績評価方法と基準
[Grading policy (Evaluation)]
授業の学習態度(20%)、前半課題(40%)、後半課題(40%)で総合的に判断する。
尚、出席率が2/3以上を、課題提出資格とします。
期限内に提出されない作品は評価しないので十分注意すること。
教科書
[Textbook]
教科書:なし
参考書:なし
自主学習ガイド及び
キーワード
[Self learning]
授業時以外でも積極的に暗室作業、各種撮影機材操作方法について復習を行うこと。
開講年度
[Year of the course]
27
備考 受講人数が20名を超えた場合は2グループに分け、齋藤担当分と樫尾担当分を同時開講し、9週目にグループを入れ替える。