授業科目名(和文)
[Course]
エネルギーとデザイン<照明学>
授業科目名(英文)
[Course]
Electricity and Design<Lighting Design>
学部(研究科)
[Faculty]
デザイン学部
学科(専攻)
[Department]
デザイン工学科
担当教員(○:代表教員)
[Principle Instructor(○)
and Instructors]
○兒玉 由美子  自室番号(3407)、電子メール(kodama**dgn.oka-pu.ac.jp)
※利用の際は,** を @に置き換えてください
単位数
[Point(Credit)]
2
対象学生
[Eligible students]
デザイン学部3年次生(H25以降入学生),2年次生(H24以前入学生)
授業概略と目標
[Course description and Objects]
LEDの普及により照明の歴史は大きく変わってきた。800年の長きにわたり ローソクで明かりを取ってきた人類は 近年 60年周期で
ガス灯 -白熱球ー蛍光灯ーLEDと変遷している。1993年ごろ LEDの青色発光ダイオードが発明されたことで 光の3原色がそろい さらに コンピューターで制御できるようになったことで 1670万色もの光の色がデジタルに表現できるようになった。
これにより現在私たちの町の景観はさまざまな色にあふれている。家庭用の電球も白色のLEDに変わってきている。LED照明は 電力消費量が少なく 熱もほとんど出ず 寿命も長い。 このため省エネに効果があるとして注目された。LED照明はその機能の一部である。
LEDが高速点滅することを発見した中川正雄慶應義塾大学名誉教授によって 通信に応用された。現在、LED可視光通信はLEDの普及とともに世界に広がりを見せている。またLEDは 太陽光発電と同じ半導体の仕組みを持つため ソーラー発電もできる。そして捨てているエネルギーを再生させるパワーハーベストという考えも普及して、再生エネルギーが注目を浴びている。半導体ぺルチェ素子を使った温度差発電ではローソク発電やおにぎり発電などさまざまな発電が考えられて私たちの生活は大きく変化してきている。
こうした21世紀の照明から再生可能エネルギーの現況を分析し 近未来の可能性を探ります。


到達目標
[Learning Goal]
半導体 LEDの仕組みを理解する。
今までの 照明の歴史とその ローソクガス灯 白熱球 蛍光灯 LEDなどの仕組み。時代背景 機能など学ぶ。
LEDの可能性を学ぶ。 可視光通信についてその仕組みを理解する。
太陽電池の種類や デザインへの応用を理解し各自の芸術デザインの制作に応用できるようにする。
授業計画とスケジュール
[Course schedule]
1.照明の歴史
2、ローソク
3.白熱球 蛍光灯など さまざまな照明を学ぶ
4.LED照明の現状
5.LEDによって変わる町の空間  銀座 ・六本木 恵比寿など
6、LEDの仕組み 半導体の理解
7 LED照明以外の使用   医療 漁業 農業など
8.LED可視光通信 とは?赤外線通信との違い
9.可視光通信の種類と活用例
10.受信機にカメラを使った可視光通信によるスマホへの連動の仕組み
11.同IT工作やあたらしい産業への発展
12.太陽光発電の現状 軽く 安く 美しくデザイン化する太陽光発電
13.太陽光発電の 街づくりへの応用」
14 再生可能エネルギー パワーハーべスト捨ててる熱を再利用する
15、小水力発電など 街づくりでの応用 「アニメNARUTOとエコの街づくり」  筆者 奈義町での取り組みの6年間 
成績評価方法と基準
[Grading policy (Evaluation)]
レポートおよび試験
出席できるだけ全出席を望む
教科書
[Textbook]
とくになし
開講年度
[Year of the course]
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