授業科目名(和文)
[Course]
看護学基礎論
授業科目名(英文)
[Course]
Nursing Theory
学部(研究科)
[Faculty]
保健福祉学部
学科(専攻)
[Department]
看護学科
担当教員(○:代表教員)
[Principle Instructor(○)
and Instructors]
○山口 三重子  自室番号(6401)、電子メール(yamaguchi**fhw.oka-pu.ac.jp)
※利用の際は,** を @に置き換えてください
単位数
[Point(Credit)]
2単位
対象学生
[Eligible students]
看護学科 2年生
授業概略と目標
[Course description and Objects]
本教科では看護実践の基礎となる理論を学習する。現在多くの看護理論があるが、理論そのものは実践に応用しないと意味がない。ここでは代表的な理論と、応用のための「看護過程」の概念を学習する。この学習は、各論の講義や臨地実習と密接に関連するので、深く理解することによって看護展開の全体像が分かる。
到達目標
[Learning Goal]
1. 看護理論とはどのようなものか、理解できる。
2. 看護理論がどのように発達してきたか、理解できる。
3. 代表的看護理論が理解できる。
4. 「看護過程」の概念が理解できる。
5. 看護理論(モデル)を「看護過程」の考え方に沿って展開する方法が理解できる。
履修上の注意
[Notes]
「看護理論」「看護モデル」といわれているものは米国を中心に発達し、多くのものが日本に紹介されている。ここではそのうちのいくつかを学習する。事例をもとに看護過程の演習も行うので、習得した知識の活用および新たな知識の学習も含めて、理論の理解を深めるために自己学習が必要である。
授業計画とスケジュール
[Course schedule]
1. 看護過程の理論 (1) 看護過程の定義・意義
2. (2) 看護過程の構成要素 ①アセスメント ②看護診断 ③計画 ④実践 ⑤評価
3. (3) まとめ
4. 看護理論総論(1) 理論とは(2) 理論の構成(3) 理論開発の歴史(4) 範囲(5) 評価基準
5. 看護理論各論  (1) Peplau,Hildegard E:人間関係の看護論
6.         (2) Sister.Callista Roy :適応看護理論
7.                     〃
8.         (3) Dorothea E.Orem :セルフケア不足理論
9.                     〃
10.看護診断
11.看護過程の演習①
12.看護過程の演習②
13.看護過程の演習③
14.看護過程の演習④
15.演習の発表・まとめ
成績評価方法と基準
[Grading policy (Evaluation)]
グループワーク、看護過程の演習レポートにより総合的に評価する。
教科書
[Textbook]
教科書:筒井真優美編集『看護理論 看護理論10の理解と実践への応用』南江堂.
    『NANDA-I看護診断』医学書院.
参考書:H E.Peplau 稲田八重子他訳「人間関係の看護論」医学書院.
    Sister Callista R0y 松木光子監訳「ロイ適応看護モデル序説」へるす出版.
    Dorothea E.Orem 小野寺杜紀訳「オレム看護論」医学書院.
自主学習ガイド及び
キーワード
[Self learning]
授業で資料を配布するので自己学習を深めること。
開講年度
[Year of the course]
25
備考 特になし