授業科目名(和文)
[Course]
現代彫刻演習〈現代造形演習(彫刻)〉 
授業科目名(英文)
[Course]
Contemporary Sculpture Exercise
学部(研究科)
[Faculty]
デザイン学部
学科(専攻)
[Department]
造形デザイン学科
担当教員(○:代表教員)
[Principle Instructor(○)
and Instructors]
○笹谷 晃生  自室番号()
単位数
[Point(Credit)]
2単位
対象学生
[Eligible students]
造形デザイン学科2年次生(平成24年度以前入学生)
授業概略と目標
[Course description and Objects]
身近で親しいものからモチーフを選び、取り組みやすい素材と技法で構成された課題で、写実的な彫刻表現を学習する。
到達目標
[Learning Goal]
1.彫刻の基本的な要素である形や量の持つ魅力について理解を深める。
2.立体の基本的な写実表現ができる。
履修上の注意
[Notes]
制作中の作品、モチーフ、工具の保管、演習室の整備については指示にしたがい、他者に迷惑が及ばないようにする。
授業計画とスケジュール
[Course schedule]
1.オリエンテーション ・・・・ 概要説明/参考作品の提示
■[美しい形や量感を持つ野菜や果物をモチーフにして、陶土を使ったモデリングでリアルな形を追求する]
2.【テラコッタ 造形】・・・詳細説明/スケッチ/芯作り/粘土荒付け
3.【テラコッタ 造形】・・・粘土荒付け/細部表現
4.【テラコッタ 造形】・・・仕上げ/乾燥/焼成
■[単純化されたキャラクター人形などをモチーフとする。そのカタチを階層に分解して捉え直し、板段ボールに写し、積層による量感表現を追求する]
5.【積層による造形】・・・詳細説明/制作図の作成
6.【積層による造形】・・・制作図の作成/段ボールへの転写
7.【積層による造形】・・・段ボールへの転写/段ボールのカット
8.【積層による造形】・・・段ボールのカット
9.【積層による造形】・・・段ボールのカット/修整
10.【積層による造形】・・・組み立て
■[食品のシリコン型にレジンなどを流しこんでコピー食品を作る。色の再現までのフェイクアートを体験する]
11.【シリコン型による造形】・・・詳細説明/流し込み
12.【シリコン型による造形】・・・着彩
■[焼成した陶土のモデリングに彩色を施し、リアルな表現を追求する]
13.【テラコッタ 着彩】・・・着彩/乾燥
14.【テラコッタ 着彩】・・・着彩/乾燥/磨き
15. 発表、講評とまとめ
成績評価方法と基準
[Grading policy (Evaluation)]
授業中の学習態度20%、課題作品の評価80%。なお、出席率2/3以上を成績評価の対象とする。
教科書
[Textbook]
教科書:プリントを配布する。
参考書:ピーター・コセンティーノ著「陶芸の技法百科」、黒崎彰著「紙の造形」、ジョン・リジェイほか著「混色の実践テクニック」
自主学習ガイド及び
キーワード
[Self learning]
プリントを読んでおくこと。参考書からは課題に関連した知識や多様な表現を知ることができる。
開講年度
[Year of the course]
25
備考 理由なく30分以上遅刻した場合は欠席とする。
教室および指導上の定員を超えた場合、必修学生以外は公開抽選により履修者を調整、決定する。
課題作品の学内展示を予定している。