授業科目名(和文)
[Course]
色彩学
授業科目名(英文)
[Course]
Science of Color
学部(研究科)
[Faculty]
全学教育
学科(専攻)
[Department]
学部教育への準備
担当教員(○:代表教員)
[Principle Instructor(○)
and Instructors]
○山下 明美  自室番号(3610)、電子メール(yamashita**dgn.oka-pu.ac.jp)
※利用の際は,** を @に置き換えてください
単位数
[Point(Credit)]
2
対象学生
[Eligible students]
デザイン学部 1年次生
授業概略と目標
[Course description and Objects]
デザインにおける造形や日常生活と密接な関わりを持つ「色」を知覚や心理などさまざまな視点から捉え、その意味や伝達方法を学ぶ。基礎理論のみならず、背景にある時代、社会や文化などとの関係からもその応用や可能性を考察する。
到達目標
[Learning Goal]
1. 色の知覚、生理、心理作用など色彩の基礎を学び、理解する。
2. 色の表示、伝達方法とその歴史的背景、文化を学び、デザイン造形に活かす力を身につける。
3. 多様な色覚について基礎知識を学び、その背景や問題についても理解を深める。
履修上の注意
[Notes]
・講義内容に応じて、レポートや小テストを課す。
・理由なく30分以上遅刻、早退をした場合は欠席とする。
・病欠など、やむをえない場合を除き、プリント配布は当該授業時のみとする。
授業計画とスケジュール
[Course schedule]
1. 授業概要の説明:色彩学の対象と領域
2. 色の知覚:色を見るしくみ(1) 光と色
3. 色の知覚:色を見るしくみ(2) 目の働きと色覚
4. 色の見え(1) 色のあらわれ方、照明と色彩
5. 色の見え(2) 視覚効果
6. 色再現:加法混色、減法混色
7. 色の表示:色名とカラーオーダーシステム
8. 色の表示:小テスト、前半のまとめ
9. 色彩のイメージ(1) 色彩感情
10.色彩のイメージ(2) 嗜好色、流行色
11.配色と色彩調和について 
12.多様な色覚について
13.色と文化:日本の色彩(1)
14.色と文化:日本の色彩(2)
15.レポート提出、まとめ
成績評価方法と基準
[Grading policy (Evaluation)]
・到達目標に対応したレポート課題、小テスト20%、期末レポート60%、学習態度20%を合わせて総合評価する。
・出席率2/3以上であることを評価の条件とする。
教科書
[Textbook]
教科書:使用しない。必要に応じてプリントを配布する。
参考書:授業中に随時紹介する。
自主学習ガイド及び
キーワード
[Self learning]
・日頃から身の回りの色、環境の色の在り方、見え方に注目する。また、美術作品やデザイン作品を観る機会を多くもつ。
開講年度
[Year of the course]
25
備考 特になし
資格等に関する事項 ・色彩検定等を目指す場合は、講義でふれない内容についても自主的に学んでおくこと。