授業科目名(和文)
[Course]
機械デザイン演習
授業科目名(英文)
[Course]
Machine Design Exercise
学部(研究科)
[Faculty]
情報工学部
学科(専攻)
[Department]
情報システム工学科
担当教員(○:代表教員)
[Principle Instructor(○)
and Instructors]
○尾崎 公一  自室番号(2106)、電子メール(ozaki**cse.oka-pu.ac.jp)
小武内 清貴  自室番号(2206)、電子メール(obunai**cse.oka-pu.ac.jp)
※利用の際は,** を @に置き換えてください
単位数
[Point(Credit)]
2単位
対象学生
[Eligible students]
3年次生
授業概略と目標
[Course description and Objects]
計算機支援による設計・開発の普及に伴い、CAD(Computer Aided Design)・CAE(Computer Aided Engineering)を駆使した設計・開発能力が技術者に要求されている。本演習においては、有限要素法に基づいた数値解析コードによる構造強度解析、3次元CADを活用した機器の設計演習を行う。また、設計演習では、JIS規格の利用についても紹介する。本演習の目的は、コンピュータによる強度解析法の修得と解析結果を正しく評価する能力の養成、座学で学んだ知識を用いて機器設計に応用する能力の養成である。
到達目標
[Learning Goal]
1,有限要素法における各種要素の特性の理解
2,対象物の形状に応じた適切な強度解析ができる能力の養成
3,解析結果を正しく評価する能力の養成
4,CAD・CAEを活用した設計能力の養成
履修上の注意
[Notes]
「材料力学Ⅰ・Ⅱ」、「機械力学」、「機械設計法Ⅰ・Ⅱ」、「CAD演習」を履修していることが望ましい。
授業計画とスケジュール
[Course schedule]
1,CAEの基礎
2,ロッド要素によるトラス構造の解析と構造最適化演習
3,ビーム要素によるラーメン構造の解析と構造最適化演習
4,2次元ソリッド要素による有孔帯板の解析と要素分割法
5,3次元ソリッド要素による梁の曲げ解析と2次元ソリッド要素との比較
6,軸対称要素による圧力容器の解析と段付き丸棒の応力集中
7,シェル要素による平板の曲げ解析とチャンネルの解析
8,CADデータを利用した構造解析
9,計算機支援による設計・製図演習(1)
10,計算機支援による設計・製図演習(2)
11,計算機支援による設計・製図演習(3)
12,計算機支援による設計・製図演習(4)
13,計算機支援による設計・製図演習(5)
14,計算機支援による設計・製図演習(6)
15,計算機支援による設計・製図演習(7)
成績評価方法と基準
[Grading policy (Evaluation)]
授業での到達目標が達成され、3次元モデリングの能力、有限要素法による強度解析と解析結果を評価する能力そしてCAD・CAEを用いた設計能力を評価する。評点の配分は、演習・レポート80%、学習態度20%である。
教科書
[Textbook]
教科書:資料を配付する(CAD演習での配付資料も持参のこと)
参考書:CAD、有限要素法、材料力学、機械設計に関する入門書
自主学習ガイド及び
キーワード
[Self learning]
各種ソフトウェアの基本的な機能や利用法を理解すること。また、数値解析を利用した機器設計では、得られた数値解が妥当かどうかを見極めることや、強度不足を適切に改善する能力が必要となる。そのためには、材料力学など基礎的な学問に習熟することが重要である。
開講年度
[Year of the course]
25
備考 原則として欠席は認めない。やむを得ない理由で欠席する(もしくは欠席した)場合には、担当教員に速やかに連絡し、その指示に従うこと。