授業科目名(和文)
[Course]
熱力学
授業科目名(英文)
[Course]
Thermodynamics
学部(研究科)
[Faculty]
情報工学部
学科(専攻)
[Department]
情報システム工学科
担当教員(○:代表教員)
[Principle Instructor(○)
and Instructors]
○中川 二彦  自室番号(2603)、電子メール(nakagawa**cse.oka-pu.ac.jp)
※利用の際は,** を @に置き換えてください
単位数
[Point(Credit)]
2単位
対象学生
[Eligible students]
2年次生(平成20年度以前の入学生は1年次生)
授業概略と目標
[Course description and Objects]
熱力学は科学技術の広い範囲、たとえば、物理学、化学、生物学、化学工学、機械工学などの分野にまたがり、熱を取り扱う上での基本的な現象を理解するとともに、エネルギーの本質を理解する上で重要である。講義では、その基本的な知識、考え方を修得することに重点を置く。
到達目標
[Learning Goal]
1. 熱力学の基本法則とその概念を正しく理解する。
2. エントロピーの概念を理解する。
3. 基本的なエネルギー計算やエクセルギー計算の方法を修得する。
履修上の注意
[Notes]
履修条件:微分・積分などの数学に関する基礎知識が必要であるため、これらを修得しておくこと。
その他:関数電卓を持参すること。演習問題には英文があるので、英和辞書を持参すること。
授業計画とスケジュール
[Course schedule]
1. 熱力学の概要
2. 基礎概念と第0法則
3. 熱力学第1法則(1)
4. 熱力学第1法則(2)
5. 熱力学第2法則(1)
6. 熱力学第2法則(2)
7. エクセルギー
8. 自由エネルギー
9. 中間まとめ
10. 熱力学の一般関係式
11. 化学反応
12. 燃焼
13. ガスサイクル
14. 蒸気サイクル
15. 総括
成績評価方法と基準
[Grading policy (Evaluation)]
到達目標の達成度を、受講態度(出席状況)、試験およびレポートで総合的に評価する。
教科書
[Textbook]
教科書:「JSMEテキストシリーズ 熱力学」日本機械学会
参考書:特になし
自主学習ガイド及び
キーワード
[Self learning]
専門科目のエネルギー変換工学を修得するための基礎科目に相当し、エネルギーの本質を理解するうえで、最も重要な授業科目である。熱力学は教科書を読んだだけでは、概念や考え方を理解するのが難しい面があるので、講義ではこれらの理解と修得に力点を置いて解説・演習する。講義前半の熱力学の各法則の理解が不充分であると、講義後半が理解できなくなるため、復習を講義終了毎に充分行うこと。
開講年度
[Year of the course]
25