授業科目名(和文)
[Course]
機械力学
授業科目名(英文)
[Course]
Mechanical Dynamics and Vibrations
学部(研究科)
[Faculty]
情報工学部
学科(専攻)
[Department]
情報システム工学科
担当教員(○:代表教員)
[Principle Instructor(○)
and Instructors]
○西山 修二  自室番号(2306)、電子メール(nisiyama**ss.oka-pu.ac.jp)
※利用の際は,** を @に置き換えてください
単位数
[Point(Credit)]
2単位
対象学生
[Eligible students]
3年次生 
授業概略と目標
[Course description and Objects]
機械の力学に関する知識は、設計や制御において不可欠です。本講義では、機械振動学の基礎(力学モデル、自由度、運動方程式、単振動)について説明します。つぎに、1自由度系の振動(不減衰系、粘性減衰系の自由振動、位相平面による振動の表示、クーロン減衰系の振動、強制振動、振動の伝達と絶縁)について解説するとともに、2自由度系(自由、強制振動など)、多自由度系(ラグランジュの運動方程式)の振動についても述べ、機械振動についての理解を深めます。
到達目標
[Learning Goal]
1.機械における力学モデルの導出方法の修得と応用力を養成する。
2.運動の解析方法を理解し修得する。
3.1自由度および2自由度系の振動系の運動方程式を立て、解くことができる。
4.ラグランジュの式を用いて多自由度系の振動系の運動方程式を立て、解くことができる。
さらに、これらの専門的な知識,技術を統合して理解し、説明する能力を養う。
履修上の注意
[Notes]
「力学Ⅰ・力学Ⅱ」、「微分方程式」を履修していることが望ましい。
授業計画とスケジュール
[Course schedule]
1.機械振動学の基礎(力学モデル、自由度、運動方程式)
2.1自由度系の振動(1)(不減衰系の自由振動)
3.1自由度系の振動(2)(粘性減衰系の自由振動)
4.1自由度系の振動(3)(粘性減衰系の強制振動)
5.1自由度系の振動(4)(不つりあいによる強制振動)
6.1自由度系の振動(5)(振動の伝達と絶縁)
7.2自由度系の振動(1)(不減衰系の自由振動)
8.2自由度系の振動(2)(粘性減衰系の自由振動)
9.2自由度系の振動(3)(粘性減衰系の強制振動)
10.2自由度系の振動(4)(粘性減衰系の強制振動)
11.2自由度系の振動(5)(動粘性吸振器の原理)
12.多自由度系の振動(1)(一般座標と一般力)
13.多自由度系の振動(2)(ラグランジュの式の原理)
14.多自由度系の振動(3)(ラグランジュの式の応用)
15.まとめ
成績評価方法と基準
[Grading policy (Evaluation)]
授業での到達目標が達成され、各種運動の解析を行うための基礎能力があるかどうかを評価する。評点の配分は、試験を60%、演習・レポートを20%、出席・学習態度を20%とする。
教科書
[Textbook]
資料を配布する。
西山修二著、情報工学部の機械力学
自主学習ガイド及び
キーワード
[Self learning]
参考書:「機械力学」、日高照晃・外4名著 朝倉書店
開講年度
[Year of the course]
25
備考 特になし。
資格等に関する事項 特になし。