授業科目名(和文)
[Course]
情報通信工学実験ⅠB
授業科目名(英文)
[Course]
Information and Communication Engineering Experiment IB
学部(研究科)
[Faculty]
情報工学部
学科(専攻)
[Department]
情報通信工学科
担当教員(○:代表教員)
[Principle Instructor(○)
and Instructors]
○國島 丈生  自室番号(2610)、電子メール(kunishi**c.oka-pu.ac.jp)
武次 潤平  自室番号(2413)、電子メール(taketugu**c.oka-pu.ac.jp)
※利用の際は,** を @に置き換えてください
単位数
[Point(Credit)]
1単位
対象学生
[Eligible students]
2年次生
授業概略と目標
[Course description and Objects]
オブジェクト指向プログラミング言語Rubyによるプログラミング演習を行う。テキスト処理やファイル・ディレクトリなど身近な題材を用いた演習を通してRubyの文法やオブジェクト指向の考え方について一通り学んだ後、応用として、アプリケーション層の代表的なプロトコルの一つであるHTTP(HyperText Transfer Protocol)を用いたWeb通信プログラムの作成を行う。
到達目標
[Learning Goal]
(1) Rubyによる基本的なプログラムを書くことができる。
(2) テキスト処理、ファイル・ディレクトリを扱うプログラミングなど、現実的な題材を扱うプログラミングの基礎について理解する。
(3) HTTPによる通信の仕組みを理解し、およびHTTPによる基本的な通信プログラムを書くことができる。
(4) オブジェクト指向プログラミングの基礎について理解する。
履修上の注意
[Notes]
履修の要件:基礎的なプログラミングに習熟していること。「データ構造とアルゴリズム」「プログラミング技法」「情報ネットワーク」を履修していることが望ましい。
その他  :全回出席および全報告書の提出を要す。
授業計画とスケジュール
[Course schedule]
1. 実験テーマ、および報告書作成上の注意の概説
2. Rubyの基本的な文法
3. 文字列
4. 配列
5. 入出力、ファイルとディレクトリ
6. テキスト処理
7. クラスとオブジェクト
8. HTTPによる通信プログラミング
成績評価方法と基準
[Grading policy (Evaluation)]
全ての実験に出席し、全ての報告書を提出することを前提とする。授業科目の各到達目標がどれだけ達成されているかをレポートにより評価する。
教科書
[Textbook]
教科書: 使用しない。適宜プリントを配布、およびWebで公開する。
参考書: 高橋征義, 後藤裕蔵, 「たのしいRuby第3版」, ソフトバンククリエイティブ, ISBN978-4-7973-5740-0
自主学習ガイド及び
キーワード
[Self learning]
本実験に関するサポートページを用意している。http://tk.kunilab.org/ja/experiments_ib 最新の資料、毎回の補足資料、関連Webページなど、本実験に関する資料で公開可能なものはなるべくこのサポートページから参照できるようにしておく。時間の関係で、本実験ではRubyのごく基本的な部分しか扱うことができない。学習のみならず社会でも実際に活用されているプログラミング言語の一つなので、学生諸氏による積極的な自学自習を期待する。
開講年度
[Year of the course]
25