授業科目名(和文)
[Course]
特別講義
授業科目名(英文)
[Course]
Special Lecture
学部(研究科)
[Faculty]
情報工学部
学科(専攻)
[Department]
情報通信工学科
担当教員(○:代表教員)
[Principle Instructor(○)
and Instructors]
○伊藤 正之  自室番号()
単位数
[Point(Credit)]
1単位
対象学生
[Eligible students]
3年次生
授業概略と目標
[Course description and Objects]
情報の記録再生手段には、古くはアナログレコードに始まり、そしてデジタル信号による各種光ディスク方式としてLD、CD、MO、MD、DVD、Blu-ray Disc等の円盤記録再生へと展開し、高密度記録型光ディスク機器は飛躍的な発展が見られた。そして更に情報の記録手段は半導体メモリーに大きく展開しています。
到達目標
[Learning Goal]
1、アナログ信号円盤記録再生方式の基本技術を学び、その後のデジタルへの発展経過を追跡。
2、光方式の各種円盤情報機器の技術とデジタル信号機器(CDからDVDへ)の発展展経過を学ぶ。
3、デジタル信号円盤記録再生方式の技術紹介と青色レーザー応用高密度記録への展開について。
4、CDやDVD光デッキ機器やHDD機器を分解し、各要素技術の実施例と技術者の発想力を学ぶ。
5、技術者として発想の展開と特許の重要性を学び、特許出願方法について発明の具体例から学ぶ。
6、半導体メモリーや各種デバイスの応用展開について学ぶ。
履修上の注意
[Notes]
履修の要件:CD-ROM、DVD-ROM、HDD などの各種円盤情報機器の予備知識調査
       
その他   :集中講義方式
授業計画とスケジュール
[Course schedule]
1、エジソンの蓄音機からステレオ2CH方式円盤レコードへの発展歴史を紹介。
2、機械電気変換機器であるピックアップカートリッジの構造を学ぶ。
3、ステレオレコード、ビデオディスクの要素技術を紹介。
4、アナログ信号とデジタル信号に関する基礎知識とその応用展開について。
5、CD、MD、DVDなどの各光ディスクの構造と技術。
6、要素技術の実際とその改善事例。
7、特許出願の重要性とその方法。 発想事例と明細書の書き方について。
8、CD-ROMデッキやHDD機器を分解と解析調査を実施し、構造や要素技術を学ぶ。
9、光ディスク機器やHDDハードディスクドライブなどの構造と要素技術。
10、各種半導体メモリーや最近の注目デバイスの紹介。

成績評価方法と基準
[Grading policy (Evaluation)]
各種機器の分解と構造解析やテクニカルスケッチなどの実習を行い授業での対話確認状況とレポート内容による総合評価を行います。
教科書
[Textbook]
教科書 :適宜、関係プリントを配布します
参考書 :(推薦本として)
   デジタル・オーディオ 土井・伊賀 共著  ラジオ技術社
  図解 コンパクトディスク読本 中島・小川 共著 オーム社
 
自主学習ガイド及び
キーワード
[Self learning]
オーディオやビデオ機器およびパソコンなどに装着されている各種光ディスクやHDDの構造について調査しておいて下さい。また、これらの技術解説書が多く出回っているので興味をもって読んでおくこと。 HDDと光デッキの分解分析実習を行いますので、設計者の発想や工夫の実態を理解して下さい。
開講年度
[Year of the course]
25