授業科目名(和文)
[Course]
日本文学
授業科目名(英文)
[Course]
Japanese Literature
学部(研究科)
[Faculty]
全学教育
学科(専攻)
[Department]
人間と文化の理解
担当教員(○:代表教員)
[Principle Instructor(○)
and Instructors]
○柴田 奈美  自室番号(5124)、電子メール(shibata**dgn.oka-pu.ac.jp)
※利用の際は,** を @に置き換えてください
単位数
[Point(Credit)]
2単位
授業概略と目標
[Course description and Objects]
夏目漱石の「夢十夜」を読み味わい、文学研究の方法を理解する。「夢十夜」は研究者の間でも、さまざまな解釈が提案されている面白い作品である。研究者の意見や他の学生の意見を参考にしつつ、自分自身の作品理解を深めよう。
到達目標
[Learning Goal]
1.作品の表現を読み込むことにより、より深く作品の主題を理解する。
2.自分なりの「夢十夜」論を提案する。
3.日本文学に親しみ、積極的に読書をする習慣を身につける。
履修上の注意
[Notes]
毎回授業の後、感想や質問・自分の考えをプリントに記入して提出すること。次回に質問の答えや、各自の考え方を紹介する。
授業計画とスケジュール
[Course schedule]
1.オリエンテーション
2.年譜から概観する漱石の一生
3.作家研究と作品研究、夏目漱石の場合(1)「夢十夜」第一夜
4.作家研究と作品研究、夏目漱石の場合(2)「夢十夜」第二夜
5.作家研究と作品研究、夏目漱石の場合(3)「夢十夜」第三夜
6.作家研究と作品研究、夏目漱石の場合(4)「夢十夜」第四夜
7.作家研究と作品研究、夏目漱石の場合(5)「夢十夜」第五夜
8.作家研究と作品研究、夏目漱石の場合(6)「夢十夜」第六夜
9.作家研究と作品研究、夏目漱石の場合(7)「夢十夜」第七夜
10.作家研究と作品研究、夏目漱石の場合(8)「夢十夜」第八夜
11.作家研究と作品研究、夏目漱石の場合(9)「夢十夜」第九夜
12.作家研究と作品研究、夏目漱石の場合(10)「夢十夜」第十夜
13.「夢十夜」と「ユメ十夜」‥映画監督の解釈した「夢十夜」
14.作家漱石を育てた正岡子規と高浜虚子
15.まとめ・レポートの書き方の説明
成績評価方法と基準
[Grading policy (Evaluation)]
毎回の課題プリント(到達目標1~3に関する質問)40%(出席カードの裏に毎回記述)
レポート50%
学習態度10%である。
なお、出席率が2/3以上を、レポート提出資格者とする。
教科書
[Textbook]
教科書:なし。プリントを配布する。
参考書:授業中に指示する。
自主学習ガイド及び
キーワード
[Self learning]
授業中に指示された作品を読むこと。
図書館で夏目漱石や正岡子規、俳句に関する文献を探して読むこと。
開講年度
[Year of the course]
25