授業科目名(和文)
[Course]
コミュニケーションティーチング演劇演習
授業科目名(英文)
[Course]
Dramatic Exercise for Teaching Communication
学部(研究科)
[Faculty]
全学教育
学科(専攻)
[Department]
コミュニケーション
担当教員(○:代表教員)
[Principle Instructor(○)
and Instructors]
○蓮 行  自室番号()、電子メール(reng**eisei.info)
※利用の際は,** を @に置き換えてください
単位数
[Point(Credit)]
1単位
対象学生
[Eligible students]
全学
授業概略と目標
[Course description and Objects]
講師は、京都に本拠地を置く劇団衛星の代表であり、脚本・演出・出演を担当するほか、テレビシナリオも多く手掛けている。劇団衛星は、先鋭的な小劇場演劇の作品を上演する活動と並行して、近年は小学校や地域において防災、環境保護などをテーマにした「共につくる演劇活動」を全国的に展開し、注目を集めている劇団である。2008年度は、本学の「チームガバナビリティ演劇演習」を、講師および劇団衛星の劇団員が担当した。
この演習では、演劇の持つ社会教育力を応用した「コミュニケーションティーチング」の手法を用い、高いコミュニケーション能力とコミュニケーションデザイン能力を獲得することが目的である。演習ではプロの演劇人である講師と学生が、共に市民向けの啓発劇(健康増進劇を想定)を、台本から一緒に作っていく。作成した台本を発表する事はもちろん重要だが、それ以上に演劇という「無形」のモノをチームで作り上げる際の「あーもう何でわかってくれないの」というコミュニケーション上の苦労を体験し、それを克服していく「プロセス」を重視する。やり遂げた時には、コミュニケーションや自分を表現する力が向上していることだろう。演劇はやってみると楽しいものであるし、是非学生時代に体験してみることをお勧めしたい。
到達目標
[Learning Goal]
1.演劇演習・活動をとおしてコミュニケーション能力の向上を図る。
2.チームパートナーシップおよびチーム統合能力の育成をめざす。
3.演劇のトレーニングに触れ、今後の社会人に必要とされる表現力・プレゼンテーション能力を獲得する。
履修上の注意
[Notes]
本演習の開講は夏期集中であり,8月もしくは9月の平日の午後2コマ(3時間)×4日間および秋に2コマの全10回を予定している。
履修者には、演劇技術等は求めないが、各領域の専門的知識と、常にチームで取り組む自覚が求められる。
授業計画とスケジュール
[Course schedule]
1.オリエンテーション
2.演劇ワークショップ/発表会テーマ設定のためのディスカッション/
3.オリジナルの台本づくり
4. 台本を元に練習 クラス内発表
5. 成果発表(10月を予定)
成績評価方法と基準
[Grading policy (Evaluation)]
成績は、演劇演習への参加度、台本集団創作への貢献度、練習態度、上演の内容、により総合評価する。評点の配分は各項目25%とする。
教科書
[Textbook]
参考書:「コミュニケーション力を引き出す〜演劇ワークショップのすすめ〜」(平田オリザ/蓮行による共著)PHP新書
自主学習ガイド及び
キーワード
[Self learning]
履修する学生には、台本について情報収集,分析,ディスカッション,練習を主体的に進めることが期待されている。
開講年度
[Year of the course]
25