授業科目名(和文)
[Course]
人間情報システム応用学
授業科目名(英文)
[Course]
Applied Information Systems for Human Activity
学部(研究科)
[Faculty]
情報系工学研究科
学科(専攻)
[Department]
システム工学専攻
担当教員(○:代表教員)
[Principle Instructor(○)
and Instructors]
○山内 仁  自室番号(2103)、電子メール(yamauchi**ss.oka-pu.ac.jp)
※利用の際は,** を @に置き換えてください
単位数
[Point(Credit)]
2単位
対象学生
[Eligible students]
1,2,3年次生
授業概略と目標
[Course description and Objects]
近年の超高齢社会への対応は重大な課題であり、そのために近年の社会において不可欠となっている高度に発達した情報システムの活用が求められている。
本講義では、高齢者福祉に限らず障碍(がい)者福祉など福祉全般、さらには広く一般に社会生活に関わる情報システムを構築・運用する際に応用される各種の情報通信技術の効果や影響について講述する。特に、各種センシング技術によって得られるデータはプライバシー保護の観点との整合性を考慮することが必要であり、このような情報システムの導入による社会的影響などを考慮したシステム構築について討議する。
到達目標
[Learning Goal]
1. 福祉分野に応用される情報システムが取り扱うデータの性格を理解する。
2. セキュリティやプライバシーの観点から各種情報を吟味する力を養成する。
3. 情報システムと社会生活との関わりについて多面的な考察力を身につける。
履修上の注意
[Notes]
特になし
授業計画とスケジュール
[Course schedule]
1. 福祉分野における情報システムが扱う情報(1)
2. 福祉分野における情報システムが扱う情報(2)
3. 各種センシングデータのセキュリティおよびプライバシー(1)
4. 各種センシングデータのセキュリティおよびプライバシー(2)
5. 各種センシングデータのセキュリティおよびプライバシー(3)
6. 蓄積データにおけるセキュリティおよびプライバシー(1)
7. 蓄積データにおけるセキュリティおよびプライバシー(2)
8. 情報システムの信頼性・安全性(1)
9. 情報システムの信頼性・安全性(2)
10. 社会生活における情報システムの社会的効果および影響(1)
11. 社会生活における情報システムの社会的効果および影響(2)
12. 人間に関わる情報システム構築についての討議(1)
13. 人間に関わる情報システム構築についての討議(2)
14. 人間に関わる情報システム構築についての討議(3)
15. 総括
成績評価方法と基準
[Grading policy (Evaluation)]
レポート課題(80%)と受講態度(20%)により評価する。
教科書
[Textbook]
教科書: 必要に応じて資料を配布する。
参考書: 必要に応じて紹介する。
自主学習ガイド及び
キーワード
[Self learning]
特に福祉分野に導入・運用される情報システムについて、セキュリティやプライバシーなどの観点を踏まえてその功罪について日頃から関心を持ち、情報システムに蓄積される情報の提供者および得られる情報の享受者など多面的な観点からものごとを考えること。
開講年度
[Year of the course]
25
備考 特になし