授業科目名(和文)
[Course]
技術経営論
授業科目名(英文)
[Course]
Management of Technology
学部(研究科)
[Faculty]
情報系工学研究科
学科(専攻)
[Department]
人間情報システム工学専攻
単位数
[Point(Credit)]
1単位
対象学生
[Eligible students]
1・2年次生
授業概略と目標
[Course description and Objects]
新興国の成長に伴い、世界経済のパワーバランスが大きく変化している。デジタル情報革命が進む中、技術立国を目指す日本にとって、技術を戦略的にマネジメントしていく技術経営の重要性が増大している。本科目は、技術経営における理論や諸概念について技術者が知っておくべき基礎的な知識を習得することを目標とする。講義では、地域性(日本、アジア、ネット社会)と、時間軸(過去、現在、未来)を意識した多くの事例をケース教材として取り上げ、また起業家である自身の経験も紹介し、将来技術者として活躍する受講者にとって、判断の助けとなり、行動の指針となる技術経営の考え方を学習する。
到達目標
[Learning Goal]
・技術経営について最低限知っておくべき知識を習得すること
・技術者として正しい判断基準を持てるようになること
・技術者として高い視座を持てるようになること
授業計画とスケジュール
[Course schedule]
1. 技術経営とは何か
2. なぜ技術経営が必要か: 持続的発展と価値獲得
3. 技術が生み出す事業と企業(1): 日本企業のこれまで
4. 技術が生み出す事業と企業(2): 事例研究
5. 技術が生み出す事業と企業(3): グローバル展開するIT企業
6. 技術が生み出す事業と企業(4): ネット企業の新潮流
7. 世界を変えるイノベーション: テクノロジーが拓く未来
8. 技術経営の哲学
成績評価方法と基準
[Grading policy (Evaluation)]
成績評価の方法はレポート(50%)と授業出席状況(50%)により総合的に判断する
教科書
[Textbook]
教科書: 適時資料を提示もしくは配布する
参考書: 「MOT[技術経営]入門」(延岡健太郎著、日本経済新聞出版社)
参考書: 「リーン・スタートアップ」(エリック・リース著、日経BP社)
自主学習ガイド及び
キーワード
[Self learning]
「技術」と「経営」という言葉をキーワードとしたニュース・情報を意識して収集し自分なりの意見を持っておくこと
開講年度
[Year of the course]
25
備考 8回の通常講義で構成