授業科目名(和文)
[Course]
地域福祉特論
授業科目名(英文)
[Course]
Social Welfare and Communities
学部(研究科)
[Faculty]
保健福祉学研究科
学科(専攻)
[Department]
保健福祉学専攻
担当教員(○:代表教員)
[Principle Instructor(○)
and Instructors]
○近藤 理恵  自室番号(6610)、電子メール(kondo**fhw.oka-pu.ac.jp)
※利用の際は,** を @に置き換えてください
単位数
[Point(Credit)]
2単位
対象学生
[Eligible students]
博士前期課程院生(保健福祉学専攻 1・2年次)
授業概略と目標
[Course description and Objects]
 グローバル化する現代社会において、ワークフェアの理念のもとに、就労によって自立を促す「福祉改革」が、日本を含め世界的に広がっている。本講義では、グローバルとローカルの視点から、アメリカ、フランス、ドイツ、イギリス、韓国、及び日本の福祉改革について比較検討した上で、日本の各地方自治体における就労支援の現状と課題について検討する。
到達目標
[Learning Goal]
1. ワークフェアの意味について理解する。
2.グローバルとローカルの視点から福祉改革の現状と課題について理解する。
3.日本の地方自治体における就労支援の現状と課題について理解する。
履修上の注意
[Notes]
 地方行政に関心のある院生は本講義を履修することが望ましい。
授業計画とスケジュール
[Course schedule]
1. グローバルとローカルの視点から見る福祉改革(ワークフェア)
2. A・ギデンズの理論   
3. G・エスピン-アンデルセンの理論   
4. アメリカの福祉改革  
5.イギリスの福祉改革
6. ドイツの福祉改革  
7. フランスの福祉改革
8. 韓国の福祉改革
10.日本の福祉改革
11.地方自治体による就労支援1(就労のケースマネジメントについて) 
12.地方自治体による就労支援2(生活問題の解決について)
13.地方自治体による就労支援3(キャリアアップについて)
14.地方自治体と公共職業安定所のパートナーシップ
15.公的セクターと民間セクターのパートナーシップ

成績評価方法と基準
[Grading policy (Evaluation)]
レポート(50%)と授業への参加度(50%)によって評価する。授業への参加度とは、授業中のディスカッションへの参加度を意味する。
教科書
[Textbook]
教科書:「多様な家族時代における新しい福祉モデルの国際比較研究」中嶋和夫監修、ユン・ジョンス、近藤理恵編、学文社、2010
参考書:適宜紹介する。
自主学習ガイド及び
キーワード
[Self learning]
 授業中に紹介した文献を読み、幅広い知識をもつこと。
開講年度
[Year of the course]
25