授業科目名(和文)
[Course]
公的扶助論
授業科目名(英文)
[Course]
Public Assistance
学部(研究科)
[Faculty]
保健福祉学部
学科(専攻)
[Department]
保健福祉学科
担当教員(○:代表教員)
[Principle Instructor(○)
and Instructors]
○増田 雅暢  自室番号(6607)、電子メール(masuda**fhw.oka-pu.ac.jp)
※利用の際は,** を @に置き換えてください
単位数
[Point(Credit)]
2単位
対象学生
[Eligible students]
保健福祉学科 3年次生
授業概略と目標
[Course description and Objects]
わが国の公的扶助制度は、日本国憲法第25条に規定する生存権保障を具体化する生活保護制度として創設・運営され、社会保障のセーフティネット機能の最後の砦としての役割を有している。公的扶助制度の歴史、内容及び現代社会における意義について学ぶ。
到達目標
[Learning Goal]
1 公的扶助の歴史から公的扶助制度の必要性を理解すること
2 現代社会における貧困問題を理解すること
3 生活保護制度の歴史、その内容を理解すること
4 生活保護をとりまく現在の課題を理解すること
履修上の注意
[Notes]
1 基本的な知識を身につけるとともに、日常生活に直結した身近な問題と結び付けて学ぶこと
2 現代社会における貧困問題を社会問題として理解すること
3 貧困問題や生活保護制度をめぐる問題に関してその背景まで理解すること

授業計画とスケジュール
[Course schedule]
1 ガイダンス、公的扶助の概念
2 貧困問題と社会的排除
3 公的扶助制度の歴史(1)
4 公的扶助制度の歴史(2)
5 公的扶助制度の歴史(3)
6 生活保護制度の仕組み(1)
7 生活保護制度の仕組み(2)
8 生活保護制度の仕組み(3)
9 生活保護基準
10 生活保護制度の動向
11 低所得者対策の概要
12 生活保護の運営実施体制
13 貧困・低所得者に対する相談援助活動
14 自立支援活動
15 まとめ 
成績評価方法と基準
[Grading policy (Evaluation)]
出席状況(10%)、小テスト及び小レポート(90%)
教科書
[Textbook]
『新・社会福祉士養成講座 第16巻 低所得者に対する支援と生活保護制度』(中央法規出版)
自主学習ガイド及び
キーワード
[Self learning]
新聞・テレビなどにおける生活保護制度に関する記事や貧困問題に関する記事に注意し、その内容の理解に努めること。
開講年度
[Year of the course]
25