授業科目名(和文)
[Course]
発達心理学
授業科目名(英文)
[Course]
Developmental Psychology
学部(研究科)
[Faculty]
保健福祉学部
学科(専攻)
[Department]
保健福祉学科
担当教員(○:代表教員)
[Principle Instructor(○)
and Instructors]
○樂木 章子  自室番号(6603)、電子メール(arakugi**fhw.oka-pu.ac.jp)
※利用の際は,** を @に置き換えてください
単位数
[Point(Credit)]
2単位
対象学生
[Eligible students]
保健福祉学科2年次生
授業概略と目標
[Course description and Objects]
人生最初の数年間(乳幼児期)は、身体面においても精神面においても、もっとも変化の著しい時期である。また、「三つ子の魂、百まで」と表現されるように、乳幼児期の経験は、その後の成長発達と成人後の人生を規定する度合いが大きいとも言われている。本講義では、乳幼児期に焦点をあて、主要な発達理論に基づき、その発達過程と発達課題を概説する。また、発達の測定方法(各種発達検査とそのポイント)や文化による発達の違いについても解説する。
到達目標
[Learning Goal]
1. 乳幼児期の発達について理解する
2. 主要な発達理論についての基礎的な知識を習得する
3. 愛着障害、軽度発達障害についての理解を深める
4. 発達検査についての概要を理解する
授業計画とスケジュール
[Course schedule]
1. オリエンテーション
2. 発達の規定因
3. 胎児期、新生児期の発達と母子相互作用
4. 乳児期の発達の概要
5. 乳幼児期の運動機能の発達
6. 乳幼児期の情動の発達
7. 乳幼児期の社会性の発達
8. 乳幼児期のことばの発達
9. 乳幼児期の認知・思考の発達
10.発達理論(1):フロイトの人格形成理論
11.発達理論(2):エリクソンの心理社会的発達理論
12. 発達理論(3):ピアジェの認知発達理論
13. 発達理論(4):ボウルビィのアタッチメント理論
14. 発達の測定:各種発達検査の概要、文化と発達
15. 総括
成績評価方法と基準
[Grading policy (Evaluation)]
期末レポート
教科書
[Textbook]
教科書:使用しない(資料を適宜配布する)。
参考書:新・社会福祉士養成講座2「心理学理論と心理的支援」(中央法規)他。
自主学習ガイド及び
キーワード
[Self learning]
発達に関連する文献や視聴覚資料に当ること。
開講年度
[Year of the course]
25
備考 ボランティア活動等で、子どもと接触する機会を積極的に設けること。