授業科目名(和文)
[Course]
栄養教育論Ⅱ
授業科目名(英文)
[Course]
Nutritional Education Ⅱ
学部(研究科)
[Faculty]
保健福祉学部
学科(専攻)
[Department]
栄養学科
担当教員(○:代表教員)
[Principle Instructor(○)
and Instructors]
○川上 貴代  自室番号(6107)、電子メール(kawakami**fhw.oka-pu.ac.jp)
※利用の際は,** を @に置き換えてください
単位数
[Point(Credit)]
2単位
対象学生
[Eligible students]
栄養学科 3年次生
授業概略と目標
[Course description and Objects]
栄養教育は「食を通しての健康づくり」の支援をおこなうことである。効果的な栄養教育を実践するためには対象の特性を十分に理解し、対象に応じた健康栄養教育の理論と方法を習得する必要がある。ここでは各ライフステージ、ライフスタイルあるいは各職域に応じて、対象者が主体的に実践するための支援に必要な知識を得る。そして栄養教育のさまざまな実践活動例を紹介し、その実際を知り理解を深めることを目的とする。
到達目標
[Learning Goal]
1. ライフステージ別、ライフスタイル別の特徴と指導の要点を説明できる。
2. 各対象の身体的、精神的、社会的状況などに応じた栄養教育方法を具体的に述べることができる。
3. 特定給食施設における対象者の特徴を理解し、栄養教育の展開例を知ることで実際の栄養教育例を列挙できる。
4. 学校教育、各種支援事業や医療介護体系の中での栄養教育の位置づけを認識し、栄養士の役割を説明できる。
履修上の注意
[Notes]
履修の要件:特になし
その他:授業に積極的に参加し、意見や質問をすることが望ましい。
授業計画とスケジュール
[Course schedule]
1. ライフステージ・ライフスタイル別栄養指導
妊娠・授乳期の栄養教育  妊娠期の特徴と指導、子育て支援と栄養教育
2. 乳幼児期の栄養教育1  乳幼児期の特徴と指導の要点
3. 乳幼児期の栄養教育2  離乳の基本、保育と栄養指導
4. 学童期・思春期の栄養教育 学童期・思春期の特徴と指導、成長・発達と栄養教育
5. 成人・壮年期の栄養教育 成人期の特徴と栄養教育
6. 高齢期の栄養教育  高齢期の特徴と栄養教育、寝たきり予防、介護と栄養教育、食に関する支援
7. 障害者の栄養教育  身体障害、精神障害者の栄養教育の特徴
8.  各職域における栄養指導 ①病院、医療施設における臨床栄養指導
9.   ②学校給食の中での栄養教育
10.  ③児童福祉施設おける栄養教育
11.  ④老人福祉施設おける食に関する支援
12.  ⑤事業所における栄養教育
13.  ⑥在宅における栄養教育
14. 生活習慣病に対する栄養教育(1) 健診、保健指導における栄養指導
15. 生活習慣病に対する栄養教育(2) 各種疾病をもつ傷病者に対する栄養指導

*16回目に期末試験を実施します。
成績評価方法と基準
[Grading policy (Evaluation)]
授業科目の目標についての達成度を測るため、小テスト(授業で提示するレポートを含む)、期末試験(到達目標1~4に関する出題)、授業への参加度により総合的に評価する。期末試験60%、小テスト20%、授業への参加度20%である。
教科書
[Textbook]
教科書:「サクセス管理栄養士講座 栄養教育論」 (社)全国栄養士養成施設協会等監修 第一出版
参考書:「健康・栄養科学シリーズ 栄養教育論」 丸山千寿子ら編集 南江堂
自主学習ガイド及び
キーワード
[Self learning]
日ごろから健康栄養問題の情報を収集し、積極的に知識を深めること。
開講年度
[Year of the course]
25