授業科目名(和文)
[Course]
栄養学総論
授業科目名(英文)
[Course]
Fundamental Nutritional Science
学部(研究科)
[Faculty]
保健福祉学部
学科(専攻)
[Department]
栄養学科
担当教員(○:代表教員)
[Principle Instructor(○)
and Instructors]
○木本 眞順美  自室番号(6211)、電子メール(kimoto**fhw.oka-pu.ac.jp)
※利用の際は,** を @に置き換えてください
単位数
[Point(Credit)]
2単位
対象学生
[Eligible students]
栄養学科 1年次生
授業概略と目標
[Course description and Objects]
栄養とは、生物が活動、成長、増殖のために外界から必要な物質を取込み、生命を維持していく現象である。
本講義では“ 栄養と生命活動 ”について概説する。
到達目標
[Learning Goal]
1. 各栄養素の摂取、消化、吸収、代謝ならびに生理的意義を理解する。
2. 栄養の基本概念を生活している人間の総合的な食生活としてとらえる。
3. 人体の機能維持と栄養の関係に焦点をあてて学習する。
4. 栄養と健康とのかかわりについて理解を深める。
履修上の注意
[Notes]
・本講義をスムーズに進めていくためには、生化学、食品学にて学習した基礎知識が必要である。
・授業方法としては、講義形式で行うが、随時小テスト、レポートを課す。
授業計画とスケジュール
[Course schedule]
1. 栄養の基本概念 : 栄養の定義、栄養学史
2. 栄養素の構造と機能
3. 摂食行動
4. 食物の消化、吸収と栄養素の体内動態(1)
5. 食物の消化、吸収と栄養素の体内動態(2)
6. 糖質の栄養
7. 非栄養成分の機能性
8. タンパク質の栄養
9. 脂質の栄養
10. ビタミンの栄養
11. 無機質の栄養
12. 生体リズムに則った時間栄養学
13. エネルギー代謝
14. 水分・電解質の栄養
15. 遺伝子発現と栄養
成績評価方法と基準
[Grading policy (Evaluation)]
期間中に随時小試験を行う。成績評価の配分は小試験 : 40 %、期末試験(第16回目に実施): 50 %、受講態度 : 10 %とする。なお、出席率が2/3以上を期末試験の受験資格とする。
教科書
[Textbook]
教科書:「健康・栄養科学シリーズ 基礎栄養学」奥 恒行、柴田克己/編 南江堂
参考書:「からだの生化学 第2版改訂版」田川邦夫 著 TaKaRa
自主学習ガイド及び
キーワード
[Self learning]
本教科は、食品学、生化学、代謝生化学、解剖生理学のような専門基礎科目が統合された学問領域であるので、これらの教科で学習した内容を縦横に連携させたノートの作成が薦められる。栄養と健康に関する新しい知見が専門雑誌だけでなく多くのマスメデイアに登場し、その情報を簡単に閲覧できるので、興味を持って、積極的に情報収集すること。
開講年度
[Year of the course]
25