授業科目名(和文)
[Course]
微生物学実験
授業科目名(英文)
[Course]
Microbiology Laboratory
学部(研究科)
[Faculty]
保健福祉学部
学科(専攻)
[Department]
栄養学科
オムニバス
[omnibus]
複数教員担当
担当教員(○:代表教員)
[Principle Instructor(○)
and Instructors]
○山本 耕一郎  自室番号(6212)、電子メール(yamak6212**fhw.oka-pu.ac.jp)
中田 和江  自室番号(6221)、電子メール(nakata**fhw.oka-pu.ac.jp)
※利用の際は,** を @に置き換えてください
単位数
[Point(Credit)]
1
対象学生
[Eligible students]
栄養学科2年次生(必修)
授業概略と目標
[Course description and Objects]
この科目は食品衛生でもっとも重要な細菌やウイルスの性質を単なる知識だけではなく実験という形で実感をもって各自が習得することを目的とし,実験室での微生物学実験を主体として行う.
到達目標
[Learning Goal]
1.微生物実験内容への正しい理解
2.結果を導くための論理的思考能力の養成
3.基本的な微生物学実験のテクニックの習得
4.科学レポートの正しい書き方の習得
履修上の注意
[Notes]
実験室では実験用白衣を着用すること.実験の詳しい内容,スケジュール,注意事項はWeb上で行うので,各自,インターネットを接続できる環境を確保すること.
授業計画とスケジュール
[Course schedule]
ブドウ球菌,大腸菌等を用い以下の実験を行う.
実験内容への簡単な紹介,注意を喚起するにとどまり,各自の自主性に基づき,以下の実験を進める.

1-3.細菌の顕微鏡観察
4-6.常在細菌の培養とコロニーの観察
7-9.生菌数の計算と増殖曲線
10-12.細菌の生化学的同定法
13-15.抗生物質による細菌増殖の抑制
15-17.細菌の形質転換
18-20.バクテリオファージによるプラーク形成
21-23.プラスミドの抽出と制限酵素によるDNAの切断による菌の同定

一部,内容を変更することがある.増殖実験,プラスミドの制限酵素切断による同定法実験の都合上,時間の延長,休み時間なども利用など変則的であるので注意すること.
成績評価方法と基準
[Grading policy (Evaluation)]
各実験の実験ノートを提出し,また,内容,経過はレポートとして提出を求め,その内容により評価を行う.評価は出席日数だけではなく各項目の三分の二をこなさなければ評価の対象としない.実験は3-4項目について数日をかけて並行して行うものが大半である.従って,これらの項目数をこなすには,欠席日が多いと実験を行うことができなくなり,評価の対象とならないので注意が必要である.通常、欠席日は最大2日が限度である.
評価:レポートの内容,他のレポートに対する添削の内容
教科書
[Textbook]
各実験に必要な実験方法,注意事項,課題と日程,参考資料等は概ねWeb(google document)も資料を提供するので,gmailアカウントを取得し,そのアカウントから講義担当者にメールをだすこと。
自主学習ガイド及び
キーワード
[Self learning]
内容,方法などについては上記のURLで公開するので前もって必ず読んでおくこと.微生物学実験では指数対数計算,基礎的な化学の知識が必須である.
開講年度
[Year of the course]
25
備考 授業資料,試験等の情報に接するため、Webメール、Gmailアカウント(グーグル・アカウント)を取得する。アカウント名は長すぎないこと。このアカウントから、教員アドレスにメールする。このメールの表題は「微生物学実験」とすること。