授業科目名(和文)
[Course]
電気回路Ⅰ <電気回路>
授業科目名(英文)
[Course]
Electric Circuits I <Electric Circuits>
学部(研究科)
[Faculty]
情報工学部
学科(専攻)
[Department]
情報システム工学科
担当教員(○:代表教員)
[Principle Instructor(○)
and Instructors]
○德永 義孝  自室番号(2306)、電子メール(tokunaga**cse.oka-pu.ac.jp)
※利用の際は,** を @に置き換えてください
単位数
[Point(Credit)]
2単位
対象学生
[Eligible students]
1年次生
授業概略と目標
[Course description and Objects]
電気回路の理論は、電気機器・電子機器などを理解するためのもっとも基本となる学問である。電気回路に付随する理論の基礎を理解し、直流回路の理解の仕方を学ぶと同時に、交流回路を理解するために不可欠な複素表示、位相、インピーダンスの概念を学習する。
到達目標
[Learning Goal]
1. 直流回路の回路網解析手法を習得する。
2. 回路における基本素子の性質とインピーダンスを理解する。
3. 正弦波の複素数表示とベクトル表示による位相の概念を理解する。
4. 交流回路の回路網解析手法を習得する。
授業計画とスケジュール
[Course schedule]
1. 授業の概要の説明
2. 電気回路の基礎 :記号、単位、電荷、電流、抵抗、コンデンサ、コイル
3. 抵抗の直流回路 :電圧源と電流源、直列と並列、Δ-Y変換とY-Δ変換
4. 直流回路の回路網解析A :キルヒホッフの法則、閉路電流法
5. 直流回路の回路網解析B :グラフ理論、節点電圧法
6. 直流回路の諸定理A :重ね合わせの定理、鳳-テブナンの定理、ノートンの定理
7. 直流回路の諸定理B :帆足-ミルマンの定理、相反定理、補償の定理
8. 直流回路における電力 :最大電力量、テレヘンの定理
9. コンデンサとコイル :直流回路におけるコンデンサとコイルのエネルギー
10. 交流回路の一般的性質 :直流と交流、実効値
11. 交流回路の複素数記号法
12. 交流回路のインピーダンス :オームの法則、RLC回路
13. 交流回路の回路網解析A :キルヒホッフの法則、閉路電流法
14. 交流回路の回路網解析B :節点電圧法
15. 交流回路の諸定理 :重ね合わせの定理、鳳-テブナンの定理、ノートンの定理等
成績評価方法と基準
[Grading policy (Evaluation)]
講義中にレポート課題を提示しその講義中あるいは次回の講義の冒頭で提出させ、期末試験を第16回目に実施する。上記目標の達成度を評価する際の配分は、試験結果70%、レポート評価30%とする。なお、出席率が2/3以上を、期末試験の受験資格とする。
教科書
[Textbook]
教科書:「やさしい電気回路-微・積分を使わない-」、関根松夫 著、昭晃堂
参考書:「電気回路を理解する」、小澤孝夫 著、昭晃堂
自主学習ガイド及び
キーワード
[Self learning]
教科書の全ての問題を解いておくこと。さらに、章末問題については、授業中に解説するが,必ず自分で解いておくこと。また、授業の最後に次回の授業内容を指示するので、教科書の該当部分を必ず読んでくること。
開講年度
[Year of the course]
24