授業科目名(和文)
[Course]
プログラミング言語Ⅲ
授業科目名(英文)
[Course]
Programming Language III
学部(研究科)
[Faculty]
情報工学部
学科(専攻)
[Department]
情報通信工学科
担当教員(○:代表教員)
[Principle Instructor(○)
and Instructors]
○國島 丈生  自室番号(2610)、電子メール(kunishi**c.oka-pu.ac.jp)
※利用の際は,** を @に置き換えてください
単位数
[Point(Credit)]
2単位
対象学生
[Eligible students]
3年次生(平成22年度以前入学生)
授業概略と目標
[Course description and Objects]
オブジェクト指向プログラミング、Webアプリケーションプログラミングなど、インターネットを基盤とした現在の情報システムの実装に不可欠なプログラミング技術について解説する。学習の容易さという点を考慮し、プログラミング言語としてRubyを用い、簡単なWebアプリケーションの例を示しながら講義を進める。
到達目標
[Learning Goal]
1. オブジェクト指向プログラミングの考え方を理解し、Ruby言語による小規模プログラムが書ける
2. Webの基本的な仕組みを理解する
3. Webアプリケーションの実装方法の基礎を理解する
履修上の注意
[Notes]
履修の要件:「情報処理学」「プログラミング言語I(平成19~22年度入学生)」「プログラミング言語II」「情報ネットワーク」「データ工学」を履修していることが望ましい。
その他  :Ruby言語の処理系を実行できる環境を用意することが望ましい。(情報通信工学科演習室には用意済)
授業計画とスケジュール
[Course schedule]
1. 講義概要
2. Ruby言語の概要(1): 式、制御構造
3. Ruby言語の概要(2): 文字列、配列、ハッシュ
4. Ruby言語の概要(3): ブロック付きメソッド、イテレータ
5. Ruby言語の概要(4): 入出力、正規表現
6. Ruby言語の概要(5): メソッド
7. Ruby言語の概要(6): オブジェクトとクラス
8. Ruby言語の概要(7): クラスメソッド、継承
9. Webアーキテクチャ、URI
10. HTTP
11. HTML
12. Webアプリケーションの概要
13. Ruby言語によるWebアプリケーションの実現
14. Webアプリケーションとデータベースとの連携
15. 最新のWebアプリケーション技術
成績評価方法と基準
[Grading policy (Evaluation)]
定期試験80%、学習態度20%により総合的に評価する。
教科書
[Textbook]
教科書: 使用しない。
参考書: 「初めてのRuby」, Yugui, オライリー・ジャパン
    「Webを支える技術 - HTTP、URI、HTML、そしてREST」, 山本陽平, 技術評論社
資料は講義時に配布するか、以下のURLで公開する予定である: http://kunishi-lecture-board.blogspot.com/
自主学習ガイド及び
キーワード
[Self learning]
予習・復習の際には、Rubyを実際に動かしながら行うことを強く勧める。なお、Rubyは情報通信工学科演習室の環境にはインストール済みであり、またWindowsやMacでも動作する(Windows版の情報は http://www.ruby-lang.org/ja/ を参照。Macには最初からインストールされている)。
開講年度
[Year of the course]
24