授業科目名(和文)
[Course]
データ工学
授業科目名(英文)
[Course]
Data Engineering
学部(研究科)
[Faculty]
情報工学部
学科(専攻)
[Department]
情報通信工学科
担当教員(○:代表教員)
[Principle Instructor(○)
and Instructors]
○横田 一正  自室番号(2609)、電子メール(yokota**c.oka-pu.ac.jp)
※利用の際は,** を @に置き換えてください
単位数
[Point(Credit)]
2単位
対象学生
[Eligible students]
3年次生
授業概略と目標
[Course description and Objects]
さまざまなデータや知識を計算機で利用するために、その表現、蓄積、利用を工学的に考えることを目指したデータ工学について、基礎から応用までを学ぶ。その中でとくに重要な位置を占める関係データベースシステムを中心に、データベースの基本概念と応用を理解する。さらに複雑なデータや知識を扱うために、関係データベースの拡張などについても学ぶ。
到達目標
[Learning Goal]
1.データベースの基本概念と機能
2.関係データベースの概念、操作、設計
3.関係データベースの論理の関係
4.分散データベース、マルチデータベース、メディエータ
履修上の注意
[Notes]
履修の要件:特になし。
その他  :授業計画にあげた項目に従って講義を行う予定であるが,番号は必ずしも一回分の講義に対応していない。
授業計画とスケジュール
[Course schedule]
1.データ工学の概要
2.データベースの基礎概念
3.関係モデルの基礎
4.関係の操作:関係代数(1)
5.関係の操作:関係代数(2)
6.関係の操作:SQL
7.関係の設計:関係の正規化
8.トランザクションと障害回復
9.並行実行制御
10.索引構造と実装方式:B+木、ハッシュ関数
11.索引構造と実装方式:格納方式
12.論理とデータベース
13.項と述語の拡張:表現のための代数的基礎
14.分散システムと情報統合:分散データベース、マルチデータベース、メディエータ
15.総括
成績評価方法と基準
[Grading policy (Evaluation)]
上記の授業の後に試験を行うが、その他に複数の試験を行い、それらの成績により総合的に評価する。
教科書
[Textbook]
講義資料はWebで公開、関連資料は適宜配布。
自主学習ガイド及び
キーワード
[Self learning]
横田一正、宮崎収兄『新データベース論』、共立出版
増永良文『リレーショナルデータベース』(新訂版)、サイエンス社。
北川博之『データベースシステム』、昭晃堂。
開講年度
[Year of the course]
24
備考 授業の中で、トピックごとに自主学習を促す課題や参考資料を提示する。