授業科目名(和文)
[Course]
言語文化とデザイン
授業科目名(英文)
[Course]
Language,Culture ,and Design
学部(研究科)
[Faculty]
全学教育
学科(専攻)
[Department]
学部教育への準備
担当教員(○:代表教員)
[Principle Instructor(○)
and Instructors]
○長谷川 弘基  自室番号(3505)、電子メール(hasegawa**dgn.oka-pu.ac.jp)
※利用の際は,** を @に置き換えてください
単位数
[Point(Credit)]
2単位
授業概略と目標
[Course description and Objects]
言語、文化、デザイン(=視覚的表現)に関する考察を進める上での基本的な問題について学ぶ。第一には、言葉と図像(イメージ)を並列的に扱った様々な事物(絵本、広告、マンガ、etc.)の実際を確認し、問題点を整理する。続いて、異なったメディアを比較するための理論的な基礎となる記号論的アプローチについて学び、その後、広告、写真、などに関するロラン・バルトの批評を参照しつつ、言語とイメージの関係に関する基礎的な考察を実例にもとづいて行う。その際に、「イメージを見る」方法について自覚的に意識することを促す。

到達目標
[Learning Goal]
1.言葉と図像(イメージ)の相関的現象を意識する。
2.記号論の諸概念を理解する。
3.ロラン・バルトの批評を正しく理解する。
4.典型的な図像を読み解き、ことばとイメージの関係を意識的に捉えられるようになる。

授業計画とスケジュール
[Course schedule]
1.イントロダクション
2.コミュニケーションについて
3.言葉とイメージ1
4.言葉とイメージ2
5.記号論概説 1 (ソシュール)(パース)
6.記号論概説 2 (ヤコブソン)(グッドマン)
7.前半のまとめ (記号論は何の役に立つのか?)
8.ロラン・バルト「広告のメッセージ」1
9.ロラン・バルト「広告のメッセージ」2
10. ロラン・バルト「広告のメッセージ」3
11. 受胎告知の図像と物語1
12. 受胎告知の図像と物語2
13. 受胎告知の図像と物語3
14. まとめ1
15. まとめ2
成績評価方法と基準
[Grading policy (Evaluation)]
試験成績(80%)、授業参加および出席状況(20%)により総合的に評価する。
試験は論述形式も含む。
教科書
[Textbook]
教科書: 最初の授業時に教材プリントを配布する。
参考書: 多岐に渡るので、授業中に紹介する。
自主学習ガイド及び
キーワード
[Self learning]
ある程度タフな授業になるが、必ずしも難解な講義ではないので、毎回の講義に出てきた概念や言葉、名称に関してはその都度理解するように努めること。
授業で紹介された参考書は、自ら購入するか図書館を利用し、必ず読んでみること。(知識がなくては、何も理解できない。)
開講年度
[Year of the course]
24