授業科目名(和文)
[Course]
基礎有機化学〈化学Ⅱ〉
授業科目名(英文)
[Course]
Fundamentals of Organic Chemistry
学部(研究科)
[Faculty]
全学教育
学科(専攻)
[Department]
学部教育への準備
担当教員(○:代表教員)
[Principle Instructor(○)
and Instructors]
○辻 英明  自室番号(6104)、電子メール(htsuji**fhw.oka-pu.ac.jp)
※利用の際は,** を @に置き換えてください
単位数
[Point(Credit)]
2単位
対象学生
[Eligible students]
全学科
授業概略と目標
[Course description and Objects]
生化学は生体構成成分を対象とする学問であるが,生化学は有機化学的方法論を基礎として発展してきた。生化学をよく理解するためには有機化学を十分理解することが必要である。本講義では、化学Iで学習したことを基礎として基本的な有機化学を講義する。
到達目標
[Learning Goal]
1.有機化合物における炭素元素の結合様式の特徴を理解する。
2.官能基により化合物の性質が規定されることを理解する。
3.有機化学反応を理解する。
4.立体化学に基づいて生体構成成分を理解する
履修上の注意
[Notes]
・ 授業には出席し,参考書で関連する領域を学習すること。
・ 理解しがたいところがあれば、質問し、完全に理解しておくこと。
授業計画とスケジュール
[Course schedule]
1.  有機化学の成り立ち:有機化学の成立の概観
2.  炭素の化学結合 :物質のうち有機化合物の化学結合を理解する。
3.  有機化合物の分類:有機化合物における官能基に基づく分類の理解
4.  有機化合物の種類(1):炭化水素およびその誘導体の理解
5.  有機化合物の種類(2):酸素、窒素及び硫黄を含有する有機化合物の理解
6.  有機化学物の種類(3):芳香族化合物の理解
7.  有機化合物の反応(1)
8.  有機化合物の反応(2)
9.  立体化学(1): 各種異性体の理解
10.  立体化学(2):立体化学からの有機化学反応の仕組みを理論的に理解する。
11.  生体構成成分の化学 糖質:糖化合物の種類とその構造の理解。
12. 生体構成成分の化学 アミノ酸とタンパク質(1):アミノ酸の種類と性質、タンパク質の構造の理解
13. 生体構成成分の化学 アミノ酸とタンパク質(2):アミノ酸の種類と性質、タンパク質の構造の理解
14. 生体構成成分の化学 脂質:脂質の種類と構造の特徴の理解
15. 生体構成成分の化学 核酸:核酸の種類と構造の特徴の理解
成績評価方法と基準
[Grading policy (Evaluation)]
小テスト 30%
授業態度  10%
期末試験 60%
なお、出席率が2/3以上を、期末試験の受験資格とする。
教科書
[Textbook]
教科書:NEXT栄養科学シリーズ基礎有機化学 (高橋吉孝、辻英明編)((株)講談社サイエンティク)
参考書:特になし
自主学習ガイド及び
キーワード
[Self learning]
講義前後に、関連する領域について参考書などを参照して学習すること。
開講年度
[Year of the course]
24
備考 特になし
資格等に関する事項 なし