授業科目名(和文)
[Course]
小児栄養Ⅰ
授業科目名(英文)
[Course]
Childhood Nutrition Ⅰ
学部(研究科)
[Faculty]
保健福祉学部
学科(専攻)
[Department]
保健福祉学科
担当教員(○:代表教員)
[Principle Instructor(○)
and Instructors]
○木本 眞順美  自室番号(6211)、電子メール(kimoto**fhw.oka-pu.ac.jp)
※利用の際は,** を @に置き換えてください
単位数
[Point(Credit)]
1単位
対象学生
[Eligible students]
保健福祉学科 3年次生 (子育て支援コース)
授業概略と目標
[Course description and Objects]
ヒトは体の特性に合った適切な食生活を実践することにより、その健康が維持・増進されます。そして、小児期は食生活の基礎が形づくられる時期であり、さらに生涯にわたる健康の基盤が培われる時期でもあります。子どもの食生活は大人が作り出す食環境の影響を強く受けるので、日々接する保育者として、まず小児栄養の理論を体系的に理解し、実際の保育に役立つよう実践力を習得する。
到達目標
[Learning Goal]
1. 人の一生に共通した栄養と食生活の基礎知識を理解する
2. 小児期の栄養と食生活の基礎知識および意義を理解する
3. 子どもの食生活と心身の健康の関連を理解する
履修上の注意
[Notes]
・小児栄養 I および小児栄養 IIは連続した授業であるため、両者の履修が義務づけられる。
・随時演習問題を課す。
授業計画とスケジュール
[Course schedule]
1. 前期オリエンテーション:子供の健康と食生活の意義
2. 栄養と食品に関する基礎的知識①栄養素・栄養生理・代謝
3. 栄養と食品に関する基礎的知識 ②食品の基礎知識
4. 栄養と食品に関する基礎的知識 ③日本人の食事摂取基準
5. 栄養と食品に関する基礎的知識 ④献立作成・調理の基本
6. 子どもの発育・発達と栄養生理 ①乳児期の生理的特徴(発達・発育)と栄養
7. 子どもの発育・発達と食生活 ②乳汁栄養・離乳食の必要性と意義
8. 子どもの発育・発達と食生活 ③乳汁栄養・離乳食の実際
9. 子どもの発育・発達と食生活 ④幼児期・学童期の栄養上の問題とその対応
10. 幼児の食事バランスガイドの活用
11. 思春期・妊娠期の心身の発達と食生活    
12. 妊婦の食事バランスガイドの活用
13. 食育の基本と内容
14. 特別な配慮を要する子どもの食と栄養 ①食物アレルギーがある子どもへの対応
15. 特別な配慮を要する子どもの食と栄養 ②障害がある子どもへの対応
成績評価方法と基準
[Grading policy (Evaluation)]
学習態度、小テスト、期末試験(試験期間中に実施の予定)により総合的に評価する。
評点の配分は学習態度15%、小テスト(演習問題)35%、期末試験50%である。
教科書
[Textbook]
教科書:子どもの食と栄養演習 小川雄二 編著 (建帛社)
参考書:講義中に便宜紹介する
自主学習ガイド及び
キーワード
[Self learning]
食と健康に関する教材は、我々を取り巻く環境に氾濫している。自主学習の入り口は、まずそれらに興味をもって情報を入手し、授業時間内・外にかかわらず、疑問点を担当教員に返す姿勢を持つ。
開講年度
[Year of the course]
24