授業科目名(和文)
[Course]
成人看護学Ⅲ
授業科目名(英文)
[Course]
Adult Health Nursing Ⅲ
学部(研究科)
[Faculty]
保健福祉学部
学科(専攻)
[Department]
看護学科
担当教員(○:代表教員)
[Principle Instructor(○)
and Instructors]
○横手 芳惠  自室番号(6407)、電子メール(yoyo**fhw.oka-pu.ac.jp)
鈴木 千絵子  自室番号(6510)、電子メール(csuzuki**fhw.oka-pu.ac.jp)
※利用の際は,** を @に置き換えてください
単位数
[Point(Credit)]
1単位
対象学生
[Eligible students]
看護学科 3年次生
授業概略と目標
[Course description and Objects]
死亡率・罹患率ともに上位を占める慢性疾患の増加は、複雑・高度に発展した時代を生きる人々の生活と環境から生じた副産物ともいえる。慢性疾患は病む本人とその家族に持続的な苦痛をもたらすことから継続的・総合的な援助が必要となる。さらに、慢性疾患患者の増加が医療費高騰など社会全般に影響することから学際的な取り組みが必要とされている。本講では慢性疾患患者の看護について実践上の判断力・技術力を身につけるとともに多職種による連携の中での看護の役割を学習する。
到達目標
[Learning Goal]
1.慢性疾患患者の看護について対象のライフサイクルを踏まえた健康上の問題を多面的に理解する。
2.生涯にわたって症状をコントロールし、病いと折り合いをつけながら生活を調整、再構築する患者と家族へ
の援助について学ぶ。
3.慢性の呼吸不全患者・脳神経系疾患患者とその家族の看護過程展開方法を学ぶ。
4.事例をもとに、糖尿病患者教育の計画、プレゼンテーション、評価演習をとおして援助技術を身につける。

履修上の注意
[Notes]
授業は慢性疾患の病状を自己管理していく患者の看護実践に必要な臨床判断力を養うことを重視し、代表的な事例をもとに展開する。そのため、事前に基礎的学習(解剖生理学・臨床病態学・心理学など)をして授業に望むこと。講義とグループワーク・発表討議。随時レポートを課す。

授業計画とスケジュール
[Course schedule]
1. 慢性疾患の特徴と看護について
2. 慢性呼吸不全患者と家族の看護(事例による看護過程の展開)
3. 同上
4.5.6. 演習(呼吸理学療法ほか)
7. 呼吸器系障害患者の全般について理解し、看護の役割を理解する
8.脳神経系疾患患者と家族の看護(退院調整専門看護と看護過程展開)
9. 同上
10.11.12. 演習(脳神経系診断技術ほか)
13.脳神経系障害患者の全般について理解し、看護の役割を理解する
14.日本における慢性疾患患者・家族看護に関する研究と展望
15.まとめ
16.試験
成績評価方法と基準
[Grading policy (Evaluation)]
評価は出席率2/3以上を条件とし、演習の参加25%、レポート25%、定期試験50%を評価の配点とする。
教科書
[Textbook]
授業で適宜提示する
自主学習ガイド及び
キーワード
[Self learning]
医学・心理学・看護学などの文献データを裏付けに、事例分析すること。
開講年度
[Year of the course]
24