授業科目名(和文)
[Course]
ヒューマンケアリング論
授業科目名(英文)
[Course]
Human Caring
学部(研究科)
[Faculty]
保健福祉学部
学科(専攻)
[Department]
看護学科
担当教員(○:代表教員)
[Principle Instructor(○)
and Instructors]
○太湯 好子  自室番号()
単位数
[Point(Credit)]
1単位
対象学生
[Eligible students]
看護学科 3年次生
授業概略と目標
[Course description and Objects]
人間の営みを総合的にとらえる視点に立ち、ヒューマン・ケアの立場からケアの本質にせまる。患者―看護師の看護場面を再構成し、ロールプレイング、グループ討議をとおして、ケアになる看護職としての態度を学習する。
到達目標
[Learning Goal]
1. 積極的傾聴の意味が体験的に理解できる。
2. 対話の中で理解的態度がとれる。
3. 自己開示の意味が理解できる。
4. 聞くと聞かせていただくの違いがわかる。
5. 援助になる人間関係について理解が深まる。
履修上の注意
[Notes]
1. 自分の日常を振り返り、人間関係に困難さを感じた場面の再構成をする。
2. 臨地実習で出会った患者(クライエント)から人間と人間の関係を考える。
授業計画とスケジュール
[Course schedule]
1. 援助になる人間関係(自己肯定)
2. 人間観、自己理解、他者理解
3. 看護面接とその特徴
4. 交流分析と自我構造の理論
5. 交流分析とやりとりの分析
6. コーチングの理論〈プラスのストローク、OK理論〉
7. コーチングの演習〈解決志向(SF)アプローチ〉
8. 逐語記録、プロセスレコードから学習する
9. 日常での対話場面のロールプレイング(1)
10. 日常での対話場面のロールプレイング(2)
11. 患者―看護師の対話場面のロールプレイング(3)
12. カウンセラーの体験に学ぶ
13. クライエントの体験に学ぶ
14. 積極的傾聴の態度、C.ロジャーズの非指示性
15. 聞かせていただく、ヒューマン・ケアリング
成績評価方法と基準
[Grading policy (Evaluation)]
学習態度(20%)、期末試験(60%)、課題レポート(20%)により総合的に評価する。
期末試験は出席2/3以上を条件とする。
教科書
[Textbook]
教科書:「患者の心に寄り添う聞き方・話し方」、太湯 好子著、メヂカルフレンド社
適時、プリント、ビデオを活用する。
参考書:別途指示する。
自主学習ガイド及び
キーワード
[Self learning]
カウンセリングや対人関係の援助に関する図書を読んでおくこと。
開講年度
[Year of the course]
24