授業科目名(和文)
[Course]
生涯学習にとりくむ
授業科目名(英文)
[Course]
Lifelong Learning
学部(研究科)
[Faculty]
全学教育
学科(専攻)
[Department]
人間と文化の理解
担当教員(○:代表教員)
[Principle Instructor(○)
and Instructors]
○岡田 典子  自室番号()
単位数
[Point(Credit)]
2単位
対象学生
[Eligible students]
全学
授業概略と目標
[Course description and Objects]
生涯学習という教育理念が1960年代に提起されて以降,生涯学習の施策化や制度化が進み,私たちの住む地域においてもさまざまな学習機会が提供されている。
生涯学習とは,生まれてから死ぬまでの生涯にわたる自発的な学習のことである。この学習は,個人の生活を豊かにし,社会の変化に対応するのみならず,社会や組織を変える力をもっている。
本講義では,生涯学習理念や成人の学習について理解するとともに,生涯学習活動や実践に触れることで,自らの学習を省察し,社会とつながる一助となることをめざす。

到達目標
[Learning Goal]
1.生涯学習の意義や生涯学習理念の展開を理解する。
2.成人の学習理論や学習方法,支援者の役割について理解する。
3.生涯学習活動や実践に触れ,幅広い「学び」のあり方についての理解を深める。
履修上の注意
[Notes]
発表や討議に意欲を持って参加すること。
授業計画とスケジュール
[Course schedule]
1.生涯学習の理念(1)
-生涯学習の定義と学習内容の全体像
2.生涯学習の理念(2)-生涯にわたる人間形成
3.生涯学習の理念(3)-学校・家庭・地域の連携
4.生涯学習理念の展開
5.おとなの学習者と生涯発達
6.おとなの学習者の特性をふまえた学習理論
7.学習支援者の役割と学習方法
8.生涯学習の学習論
9.学習社会を支えるコーディネーターと大学の役割
10.NPO・ボランティア活動と生涯学習
11.職業と生涯学習
12.学習社会における子ども・若者の学び
13.学習社会の課題と展望(1)-格差是正と評価
14.学習社会の課題と展望(2)
-生涯学習の公共性と行政・高等教育機関の役割
15.まとめ
成績評価方法と基準
[Grading policy (Evaluation)]
期末試験の評価(70%),授業への出席率(20%),学習態度(10%)の3点で評価する。なお、出席率2/3以上を期末試験の受験資格とする。
教科書
[Textbook]
「生涯学習社会の展開」,中村香・三輪建二編,玉川大学出版部
自主学習ガイド及び
キーワード
[Self learning]
私たちの身近なところに,たくさんの「学び」の契機があります。自分の興味・関心や生き方を考えるなかで,社会や教育の問題に関心を持つとともに,積極的に「学び」に参加してほしい。
開講年度
[Year of the course]
24