授業科目名(和文)
[Course]
オリエント文化
授業科目名(英文)
[Course]
Orient World
学部(研究科)
[Faculty]
全学教育
学科(専攻)
[Department]
人間と文化の理解
担当教員(○:代表教員)
[Principle Instructor(○)
and Instructors]
○四角 隆二  自室番号()、電子メール(ryuuji_shikaku**city.okayama.jp)
※利用の際は,** を @に置き換えてください
単位数
[Point(Credit)]
2単位
授業概略と目標
[Course description and Objects]
人類最古の文明がおこったオリエントは、人類による地球環境への適応実験の場でもあった。本講座では、東アジアとは大きく異なった自然環境で醸成されたオリエントの物質文化について概説する。また中世の東西交易に伴い進展した、異文化の接触による文化の変容について理解を深める。
到達目標
[Learning Goal]
1、モノを手がかりとして歴史を復元する考古学の研究法を学ぶことで、モノの背景にある文化を理解する。
2、時間的・空間的にはなれたオリエント文化の成立の成立と発展過程を学び、異文化理解の視点を持つ。
3、東アジアと西アジアの文化が接触することで生じた物質文化の変容について理解を深める。
授業計画とスケジュール
[Course schedule]
1. オリエントの地理と自然環境
2. 食糧生産経済への移行①農耕のいつ・どこで・なぜ
3. 食糧生産経済への移行②牧畜のいつ・どこで・なぜ
4. 食生活の変化-ビールとワイン
5. 社会を記録する-象形文字と楔形文字
6. ハンムラビ法典-目には目を!の背景
7. 冶金技術の発達
8. 施釉陶器の起源と展開
9. ガラスの起源と展開
10. オリエントの覇者、アッシリア
11. アケメネス朝の文化
12. サーサーン朝の文化
13. シルクロードを介した東西文化交流①-正倉院のガラス
14. シルクロードを介した東西文化交流②-正倉院の楽器
15. シルクロードを介した東西文化交流③-中国陶磁器とイスラーム陶器
成績評価方法と基準
[Grading policy (Evaluation)]
講義内容に基づいたレポートの提出
教科書
[Textbook]
教科書:なし
参考書:講義の中で紹介します。
自主学習ガイド及び
キーワード
[Self learning]
積極的に美術館、博物館へ出かけ、実物を自分の目で確認してください。
開講年度
[Year of the course]
24