授業科目名(和文)
[Course]
社会調査論
授業科目名(英文)
[Course]
Social Research Theory
学部(研究科)
[Faculty]
デザイン学部
学科(専攻)
[Department]
造形デザイン学科
担当教員(○:代表教員)
[Principle Instructor(○)
and Instructors]
○助川 たかね  自室番号(3202)、電子メール(takanes**dgn.oka-pu.ac.jp)
※利用の際は,** を @に置き換えてください
単位数
[Point(Credit)]
2単位
対象学生
[Eligible students]
デザイン学部3年次生
授業概略と目標
[Course description and Objects]
政治・経済・社会の実態や動向を知ることは、デザインに対する顕在的・潜在的な影響を知ることに役立つが、そのための社会調査はその運用次第で信頼度に大きな差が出る。本授業科目では、社会調査のユーザーにとどまるのではなく、自らが調査をする側の視点に立つことで、社会調査の機能、課題を理解するとともに、社会調査の効果的設計を修得し、研究や実務に活用できるようになることを目指す。
到達目標
[Learning Goal]
1. 社会調査の方法の理解
2. 社会調査の効果的設計の基本理論の修得
3. 社会調査データの限界と課題の理解
履修上の注意
[Notes]
・授業を楽しく、有意義なものにするには、身近にあるデータに興味を持つことが望ましい。
・普段、見過ごしているデータにあらためて注目しながら、受講してほしい。
授業計画とスケジュール
[Course schedule]
1. 社会調査とは何か:可能性と実例
2. 社会調査の設計1:目的と企画
3. 課題1:点字ブロックの有用性 調査目的
4. 社会調査の設計2:調査票と調査範囲
5. 社会調査の設計3:サンプリングと標本数
6. 社会調査の設計4:質的調査
7. 課題2:点字ブロックの有用性 調査設計
8. 社会調査の実施1:実施方法と正確性の見極め
9. 社会調査の実施2:データ入力と集計
10. 社会調査の実施3:推計と検定
11. 社会調査の実施4:報告書の作成
12. 課題3:点字ブロックの有用性 仮説
13. 社会調査の分析: 一次データと二次データ
14. 事例研究:社会調査の嘘
15. 復習とまとめ、期末課題について
16. 期末課題: 課題1~3に関連して
成績評価方法と基準
[Grading policy (Evaluation)]
・課題1~3 10x3=30%
・期末課題 50%
・発言および授業貢献 10%
・講義2~13の間の1回(各自で設定)、日本経済新聞から発見した「社会調査の嘘」について1回提出 10%
・出席 最終評価が境界にある場合に考慮する
教科書
[Textbook]
教科書:社会調査および統計学の書籍より抜粋、説明を加えた資料を配布する
参考書:各産業白書(授業中に配布)
自主学習ガイド及び
キーワード
[Self learning]
日本経済新聞を読んで、社会調査データの真偽を常に自分に問いかえる姿勢を持つこと。
開講年度
[Year of the course]
24