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ひきこもりの理解と支援

令和元年8月26日(月)本学講堂で「全国引きこもり支援基礎自治体サミットinそうじゃ」が開催されました。

≪当日の様子≫ 
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第2部全体会でのあいさつを務める本学沖陽子学長      第3部フォーラム学識として登壇された周防美智子准教授

近年メディアでもクローズアップされ関心が高まっている「ひきこもり」について、子どもの問題行動と抑うつに関する研究や地域でのひきこもり実態調査から相談支援の仕組みづくりに関わる岡山県立大学保健福祉学部保健福祉学科の周防美智子准教授にお話を伺いました。

内閣府で平成21、27年度に行われた満15歳から満39歳までを対象にした「ひきこもり」の実態調査においては、ひきこもり状態の長期化とその増加がみられました。平成30年度に満40歳から満64歳を対象としたひきこもり調査の結果、全国で推計61万人のひきこもりの方がいると発表されました。その数は、15~39歳の推計54万1千人を上回り、ひきこもりの高齢化、長期化が鮮明となりました。しかし、地域(総社市)で行った実態調査や相談件数などをみると実際にはひきこもりであることを周囲に知られていなかったり、何らかのサポートを活用していないことから地域で把握されていないひきこもりの方がいることが分かり、実数はさらに大きいものであると推測できます。8050問題(80代の親が50代の子どもの生活をささえる)などひきこもりが長期高齢化してく中で、どのような支援をどのように行うことができるでしょうか。

ひきこもりは個人の問題ではなく社会の問題であり、限られた方に起こる状態ではなく誰にでも起こりうる可能性があります。ひきこもり支援は、ひきこもりを正しく理解することから始まり、地域にひきこもりの理解者を増やすことが地域支援の広がりにつながります。

各地域自治体において、ひきこもりの実態把握から居場所や雇用の場づくりなどの支援を実施されていますが、地域住民の支援がなければひきこもり支援は行えません。総社市では”ひきこもりサポーター養成講座”を平成28年11月に開講し、毎年40人程度の受講があり3年間で約120人のサポーターが誕生し、ひきこもり支援の輪が地域に広がっています。


(お話/岡山県立大学保健福祉学部保健福祉学科 周防美智子准教授)

令和元年度ひきこもりサポーター養成講座

日 時 9月17日(火)14:00~16:00
テーマ 「ひきこもり支援とサポーターの役割(仮)」
講 師 岡山県立大学保健福祉学部 准教授 周防 美智子 
報 告 ひきこもりサポーターほっとも
会 場 総社市総合福祉センター3階 大会議室
主 催 総社市ひきこもり支援等検討委員会
総社市/社会福祉法人 総社市社会福祉協議会
チラシ チラシ
※ほか講座やお申込み方法など、詳しくは総社市社会福祉協議会HPをご確認ください。

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