2023年1月18日～20日に、実習生38名による令和4年度栄養学科臨地実習報告会を行いました。
今年度も、Zoomを用いたオンラインと対面を併用して実施しました。

3年生は10月～12月の期間に「臨床栄養学・給食の運営」「給食経営管理」「公衆栄養学」の3分野ごとにそれぞれの施設で実習を行いました。報告会では、学生が司会進行を行い、実習施設ごとに実習での目標やそれに対する成果、実習を通じての学びなどを発表しました。この報告会を通して、自らの実習を振り返るだけでなく、実習課題に取り組む姿勢や資料の作成、プレゼンテーションの方法などの技能をさらに修得していきます。　

また、臨地実習はグループ単位で複数の施設で実習を行うため、今回の発表では、学生同士が質疑応答を通して、自分の実習との共通点や相違点なども含めてお互いに学んだことを共有しあう良い機会となりました。報告会にご臨席いただきました臨地実習先の先生方からは対面やオンラインで実習の成果を今後につなげるためのご示唆や温かいコメントをいただくことができました。

臨地実習を終えた３年生は、各施設で管理栄養士の業務内容や役割をはじめ、責任感の重さや、やりがいについてもしっかり学び、心身ともに成長したように思えます。2年生もオンラインで報告会を聴講し、来年度の自身の実習に備え、実習に向けた準備、心構え等、臨地実習に向けてイメージが湧いてきたと思います。

お忙しい中、また今年度もコロナ禍にもかかわらず、実習生を受け入れてくださり、ご指導いただきました各実習施設の先生方に、この場をお借りして心より御礼申し上げます。